研究課題/領域番号 |
25370002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
村松 正隆 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (70348168)
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研究分担者 |
水野 浩二 札幌国際大学, 人文学部, 教授 (20181901)
川崎 惣一 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (30364988)
越門 勝彦 宮城学院大学, 人文学部, 准教授 (80565391)
村山 達也 東北大学, 大学院文学研究科, 准教授 (50596161)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 倫理学 / 悪 / 根源的肯定 / 全体化するものなき全体化 / ベルクソン / ジャン・ナベール / ポール・リクール / 自己愛 / アンリ・ベルクソン / サルトル / ルイ・ラヴェル / 全体的人間 / フランス倫理学 / ジャン・ヴァール / 主体性 / 反省哲学 / フランス・スピリチュアリスム / ラヴェッソン |
研究成果の概要 |
本研究は、19世紀からサルトルに至るフランス倫理学の系譜の発掘を試みた。この研究で、ベルクソンに依拠しつつ理論的道徳の位置づけとそれを越える方途を探求し、ナベールやリクール、サルトル、あるいはルイ・ラヴェルなどの倫理学的議論の意義を明らかにした。 ナベールについては、彼の「根源的肯定」という概念や「悪」の位置づけを明らかにし、特に彼における他者概念の位相を明確にした。リクールについては、特にその歴史的展開を明らかにしつつ、その倫理と正義論の比較を行った。また、ラヴェルについてはそのナルシシズム批判の射程を特に明らかにし、サルトルに関してはその個人と社会の関係を巡る議論の意義を明確にした。
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