研究課題/領域番号 |
25370014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
秋元 ひろと 三重大学, 教育学部, 教授 (80242923)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ヒューム / ロック / バークリ / 因果論 / アリストテレス主義 / 実体 / 因果関係 / アリストテレス / マルブランシュ / 機会原因論 / ホッブズ / ベーコン / 知識論 |
研究成果の概要 |
本研究は,アリストテレス主義の批判と継承という観点からヒュームの知識論について検討し,以下の諸点を明らかにした。因果論を中心とするヒュームの知識論が,被造物に原因としての力能を認めないという点で,スコラのアリストテレス主義を批判したマルブランシュやバークリの因果論を継承していること。実体論を中心とするロックの因果論が被造物に原因としての力能を認めるという点で,アリストテレス主義を継承していること。したがって,イギリス経験論をロック,バークリ,ヒュームのトリオの仕事と見なす標準的な哲学史記述は書き換えの必要があること。
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