研究課題
基盤研究(C)
近年、分析哲学からのドイツ観念論の再評価が注目を集めており、なかでもピッツバーグ大学のブランダムとカントとヘーゲルの再評価は、現代哲学にとって重要な意味を持っている。本研究では彼の仕事を引き継いで、さらに展開することを目指した。フィヒテの判断論の読みなおしによって、フィヒテにすでに意味の全体論が見られることを指摘した。また問答の観点から意味論を捉え直すことにより、ブランダムの意味論を拡張するなどの成果を得た。また本科研費で超越論的論証についての、国際会議を開催し、それの成果を出版(近刊)できる予定である。
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すべて 国際共同研究 (6件) 雑誌論文 (4件) (うちオープンアクセス 3件) 学会発表 (4件) (うち招待講演 2件) 図書 (2件) 備考 (2件) 学会・シンポジウム開催 (1件)
Begegnungen in Vergangenheit und Gegenwart, Claudia Rammelt, Cornelia Schlarb, Egbert Schlarb (HG.), Lit Verlag Dr. W. Hopf Berlin,
巻: 1 ページ: 365-375
120005756429
思想
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待兼山論叢
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Philosophia Osaka
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http://www.let.osaka-u.ac.jp/~irie/