研究課題/領域番号 |
25370031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 立正大学 |
研究代表者 |
村田 純一 立正大学, 文学部, 教授 (40134407)
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研究分担者 |
湯浅 正彦 立正大学, 文学部, 教授 (70247188)
田坂 さつき 立正大学, 文学部, 教授 (70308336)
竹内 聖一 立正大学, 文学部, 准教授 (00503864)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 自由意志 / 決定論 / 生態学的現象学 / 自己決定 / 日常性 / 臨床哲学 / 責任 / 障害と自由 / 規範 / 選択 / 生態学的観点 |
研究成果の概要 |
科学技術の発達した現代においては、改めて自由意思をめぐる議論が活発に論じられているが、他方で、多くの議論では、自由と決定、自立と依存、といった伝統的な二元論的見方が前提されている。本研究では、こうした前提自体を問いに付し、身体をもって環境とかかわりながら生きている人間のあり方を基本に据えて問題を捉え返すことを行った。こうした「生態学的現象学」と呼びうる見方を通して確認したのは、環境によって制約されながら同時に支援されるという日常的な行為のあり方に視点を据える重要性であり、日常性を失っている障碍者の行為のあり方を考察する意義である。
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