研究課題/領域番号 |
25370035
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
哲学・倫理学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
伊勢 俊彦 立命館大学, 文学部, 教授 (60201919)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | フェアネス / ケア / 信頼 / ヒューム / パトナム / 所有 / 因果性 / 正義 / J. C. トロント / A. C. バイアー / 信頼/信託 / 公共性 / 狩猟 / 動物 / オルテガ / ノディングズ |
研究成果の概要 |
競争や闘争がフェアであるとはどういうことか。ルールに従ったフェアな競争は、平和な社会のうちで人々がそれぞれの善を追求する際にも欠かせない。人間は身近な人による自らの善への直接的配慮を必要とし、それに前反省的に信頼すると同時に、自らの善への直接的配慮をもたない他者に対しても、特別な事情がなければ、その人たちが自分に危害を加えてこないことを前反省的に信頼している。本研究は、こうした信頼をはじめ、人間の社会的行動のもとにある前反省的な想定の構造を明らかにすることを試みた。同時に、狩猟等、こうした前反省的な想定が成り立たないと思われる状況で、フェアネス概念がどう機能するか、検討に着手した。
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