研究課題/領域番号 |
25370043
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
松本 浩一 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (00165888)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 哲学 / 道教儀礼 |
研究成果の概要 |
本研究では、宋元時代に成立した二つの儀礼書に記述された道教の普渡儀礼について、基本的な構成を明らかにし、さらに主要な救済の対象である正薦の亡魂に対する一連の儀礼と比較しながら、儀礼書の儀礼構成や思想的な特色を考察した。さらに仏教の施餓鬼儀礼が普渡儀礼としての性格を有するようになる過程と、道教の普渡儀礼が成立する過程をたどりながら、仏教と道教が相互に影響しあいながら、ぞれぞれの普渡儀礼を形成していったことを明らかにした。また現在台湾や香港などで行われている普渡儀礼について、現地での調査を行い、特に台湾北部道士の中元普度について、手印に注目してその構成・特色を明らかにした。
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