研究課題/領域番号 |
25370056
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
吉水 清孝 東北大学, 文学研究科, 教授 (20271835)
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研究分担者 |
藤井 正人 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (50183926)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 寛容 / 不寛容 / クマーリラ / ミーマーンサー / ヴェーダ / 仏教 / ヴェーダーンタ |
研究成果の概要 |
インドの宗教は寛容ないし包括主義的傾向が強いと一般に言われているが,ミーマーンサー学派は聖典ヴェーダの教説を尊重しない宗教に対して極めて不寛容である。グプタ王朝後の時代,新興の国王たちによる経済援助をめぐって,地域のヴェーダ諸流派の間でせめぎあいが高まり,メジャー流派がマイナー流派を圧迫する事態が起きていた。このためクマーリラは,どの流派のヴェーダも対等の権威をもつのだから,他流派に対して寛容に接するべきだと力説した。しかしヴェーダ流派内部での寛容は外部に対する不寛容と表裏一体であり,クマーリラは仏教をバラモン諸流派に共通の敵に仕立てるため,社会生活の中での異端宗教として徹底した批判を行った。
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