研究課題/領域番号 |
25370064
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国哲学・印度哲学・仏教学
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研究機関 | 京都ノートルダム女子大学 |
研究代表者 |
Robert Kritzer (ROBERT Kritzer) 京都ノートルダム女子大学, 人間文化学部, 教授 (70288611)
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研究協力者 |
ケニー エリザベス 関西外国語大学, 外国語学部, 准教授 (60368272)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | Indian Buddhism / asubhabhavana / meditation on the impure / Sravakabhumi / Yogacarabhumi / Vibhasa / Indian embryology / Sravakahbhumi |
研究成果の概要 |
不浄観とは腐敗しつつある死体、もしくは死体および行者自身の身体に対する観想である。不浄観に関する最も詳細な記述は『大毘婆沙論』と「有尋有伺等三地」に見られる。今回私は漢訳『婆沙論』から52の用例を英訳したが、その内一つは長く、漢訳の異訳もあるため表にして比較した。これはこの節の初英訳である。私はまた「声聞地」の梵本から3箇所の用例を原文校訂の上英訳したが、そのうち二つは初英訳である。さらに私は「『大毘婆沙論』と「声聞地」における不浄観」と題する発表を行い、論文化した。そこで私は両テキストを比較し、そのスタイルが『婆沙論』ではより説明的で、「声聞地」ではより実践的であることを指摘した。
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