研究課題/領域番号 |
25370076
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
宗教学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
保坂 俊司 中央大学, 総合政策学部, 教授 (80245274)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | インド仏教の衰亡 / インド・イスラームの台頭 / 中央アジアの文明交流 / 仏教とイスラームの思想融合 / ヴィクラムシーラ寺 / 仏教とヒンドゥー教の対立 / イスラームの野蛮と文明 / 東南アジアへの連続性 / ベンガル仏教 / イスラムの破壊 / スーフィズムの役割 / ビクラムシーラ寺院遺跡 / 中央アジアにおける仏教 / イスラムとの橋渡し / 大乗仏教文明 / 文明の融合 / 中央アジア宗教変容 / 仏教の衰亡研究 / イスラムへの変貌 / 比較文明論 / 東南アジアイスラム化 / 台湾仏教の現状 / 中央アジア仏教 / イスラム / 仏教の衰亡 / イスラム神秘主義 / バクトリア / インドネシア仏教 / 華人仏教 |
研究成果の概要 |
従来の研究では、東インドにおける仏教の衰退とイスラームの伝播、発展という現象は、個別に検討されることが多かった。それゆえに、仏教とイスラームという二つの宗教の連続性に関しては、余り大きな関心を払われなかった。しかし、東インド地域での仏教の衰退とイスラームの台頭は、密接な関係がある。この歴史的事実としての宗教の変動を、思想的な側面に焦点を当て明らかにした。 というのも中央アジアで、9~12世紀に確立されたイスラーム神秘主義の存在が、東インドにおける仏教からイスラームへの改宗を個人的にも集団的にも容易にしたという結論を得た。この結論は、更にイスラームの東南アジアへの展開にも言えることである。
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