研究課題
基盤研究(C)
本研究は、中世のドイツ神秘思想家マイスター・エックハルトの「魂の内における神の子の誕生」の教説を、キリスト教伝統のマリア論の観点から解釈するものである。マイスター・エックハルトの中心的教説である「魂の内における神の子の誕生」は「魂におけるマリア論」として解釈されうるものである。魂のうちで神の子の誕生が生起するためには、魂は処女でなければならないとされ、魂の処女性が「魂の離脱」として説かれるのである。そうしたエックハルトの思弁をマリア図像を手がかりにして解釈を試みた。
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フィロソフィア
巻: 103号
早稲田大学大学院文学研究科紀要
巻: 第60輯 ページ: 37-54
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上智大学哲学会 哲学論集
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