研究課題/領域番号 |
25370087
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
金澤 忠信 香川大学, 経済学部, 准教授 (20507925)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ソシュール / 政治思想 / 言語思想 / 19世紀末・20世紀初頭 / ジュネーヴ / アルメニア人虐殺 / ドレフュス事件 / ボーア戦争 |
研究成果の概要 |
ジュネーヴおよびパリでの調査で、ソシュールの書簡、19世紀末のアルメニア人虐殺事件、ドレフュス事件の際の知識人やジャーナリストに関する稀少な資料を入手することができた。 2014年3月のジュネーヴ滞在中、コロンビア・アンティオキア大学のクラウディア・メヒア・キヒャーノ教授の知己を得て、彼女自身がソシュール家で発見した新資料を提供された。そこにはG・クレマンソー宛ての手紙の草稿や、日本の雑誌『國民之友』に関する手稿などが含まれている。この新資料と従来の資料を総合的に読解することを通じて、ソシュールの政治的立場を明らかにし、当時の知識人の相関関係の中にソシュールを位置づけることが可能になった。
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