研究課題/領域番号 |
25370091
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 北海学園大学 |
研究代表者 |
柴田 崇 北海学園大学, 人文学部, 教授 (10454183)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | サイボーグ / ジョン・D・バナール / アンディ・クラーク / extension / 拡張 / 延長 / エンハンスメント / J・D・バナール / A・クラーク / 技術思想 / イギリス / アメリカ / 科学思想 / ホールデン |
研究成果の概要 |
イギリスの科学者ジョン・D・バナールは、身体器官の機械的代替による機能「拡張:extension」を提唱し、今日のサイボーグ論の「原型」をつくった。バナール以来、サイボーグは「拡張」の枠内で議論されてきた。この状況を打開したのが、アンディ・クラークである。彼は、「拡張」とは別系統の、身体の空間的「延長:extension」に基づくサイボーグ論を唱えたが、バナールとは別系統の「extension」でサイボーグを論じていることに無自覚であるため、新しいサイボーグ論の価値を伝え切れていない。 本研究では、二つの「extension」から議論を整理し、新しいサイボーグ論の射程を明らかにした。
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