研究課題/領域番号 |
25370095
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
林 みどり 立教大学, 文学部, 教授 (70318658)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 記憶 / 文化的記憶 / 記憶の場 / 歴史叙述 / トラウマ / 商品化 / 人権侵害 / ラテンアメリカ / 集合的記憶 / 共同想起 / ミュージアム / ダーク・ツーリズム / 人権 / フェミニズム / ケアの倫理 / 国際法 / ツーリズム / 社会思想史 / ラテンアメリカ(中南米) / 文化産業 |
研究成果の概要 |
本研究は、南米諸国におけるトラウマ的な人権侵害の記憶が、いかなる過程を経て社会的に認知され、文化的な「市場」で流通し、消費されてきたかを、ミュージアムや記念碑といった「記憶の場」、映画製作や出版などの文化産業、新たな研究領域("historia reciente"=1960年代から現在までの現代史研究)の確立過程の分析を通じて明らかにした。アルゼンチン、チリ、ウルグアイの比較検討を通じて、"historia reciente"の歴史的な語りの構造を明らかにし、いかなる集合的な文化的記憶として構築=再構築されてきたかを分析した。
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