研究課題/領域番号 |
25370097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 佛教大学 |
研究代表者 |
佐藤 文子 佛教大学, 歴史学部, 非常勤講師 (80411122)
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研究分担者 |
吉田 一彦 名古屋市立大学, 大学院人間文化研究科, 教授 (40230726)
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研究協力者 |
池 美玲 韓国芸術綜合大学, 講師
手島 崇裕 韓国慶煕大学校, 助教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 史学史 / 日本特殊論 / 日本固有論 / 黒板勝美 / 古代像 / 人文学史 / 国史 / 教科書 / 歴史叙述 / 宗教 / 関野貞 / 国際交流 / 韓国美術史 / 国家仏教 / 文物 / 植民地 / 応用史学 / 教育史学 / 国際研究者交流 / 方法論 / 国際交流史 / 日本学 / 比較文化 / 美術史 / 歴史観 / 宗教史 / 海域アジア / 固有信仰 / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
日本での歴史編纂は模倣によってはじまり、長い間漢学的フォーマットの影響下にあった。そこに変革をおこしたのは明治維新であり、日清戦争の戦勝を契機としてさらに価値観が変化した。大東亜共栄圏という構想が出現するのと連動して、日本には中華の影響がなかったという思想が普及し、近代の日本特殊論が成立する。 終戦後、日本に対して中華の影響がないとする思想は修正を迫られ、両者の関係について再評価がなされた。近代日本が創り出した古代像を変更しないために、隋唐を強大な大帝国と評価するようになった。この学説は1970年代半ば以降教科書に採用され、いま現在の日本史分野に定着したと考えられる。
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