研究課題/領域番号 |
25370116
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
美学・芸術諸学
|
研究機関 | 東京工芸大学 |
研究代表者 |
平山 敬二 東京工芸大学, 芸術学部, 教授 (50189867)
|
研究分担者 |
加藤 泰史 一橋大学, 社会(科)学研究科, 教授 (90183780)
長澤 麻子 立命館大学, 文学部, 准教授 (30611628)
|
連携研究者 |
阿部 美由起 玉川大学, 芸術学部, 非常勤講師 (70534725)
|
研究協力者 |
高畑 祐人 南山大学, 外国語学部, 非常勤講師
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 自然美学 / 自然美論 / 環境美学 / マルティン・ゼール / ゲルノート・ベーメ / シラー / 環境倫理 / ドイツ哲学 / 国際研究者交流 / ドイツ美学 / スピノザ / 自然倫理学 / 環境倫理学 / 国債研究者交流 / 国際情報交換 / 自然美の哲学 / ドイツ自然美学 / アンゲリーカ・クレプス / 現代ドイツ哲学 |
研究成果の概要 |
真・善・美を分立的に捉える近代的知のあり方は、人類に大きな進歩と発展をもたらしたが、その反面、近代文明は自然との調和を喪失し、大きな危機に直面している。その危機を克服するために、われわれは今一度、自然の非道具的・精神的な価値について再認識する必要がある。自然と人間との関係の再構築こそは、現代文明に突き付けられた根本的課題であり、この課題を果たすために何よりも基本となるべきものは自然に対する美的・精神的感受性の回復とその哲学的正当化である。本研究課題遂行において、われわれは美学的研究と倫理学的研究の両面からこの問題に取り組み、哲学的自然美論の現代的意義について、その一端を明らかにした。
|