研究課題
基盤研究(C)
神像は仏像とならんで日本彫刻史上重要な位置を占めながら、独自の研究方法が確立していない。本研究ではそれぞれの神が持つ固有の伝承や信仰という物語を根拠に神の姿(神像)が造られたはずであるという視点に立って、神像の表情や仕草を読み解き、姿にこめられた意味を探った。本研究で、広島県府中市所在の南宮神社神像群について、年齢や性格などを作り分ける神像彫刻史上の重要作品であることを考察したが、その点が評価されて同神像群は平成29年度に国の重要文化財に指定された。
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MUSEUM
巻: 652 ページ: 7-36
40020506966