研究課題/領域番号 |
25370204
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
守安 敏久 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (80247866)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 寺山修司 / 放送 / テレビ・ドキュメンタリー / ラジオドラマ / TBS / 萩元晴彦 / ラジオ / テレビ / バロック芸術 / 映画 / 演劇 / 泉鏡花 / NHK / 日の丸 |
研究成果の概要 |
寺山修司構成、萩元晴彦演出により、1960年代にTBSで制作された一連のテレビ・ドキュメンタリーを通して、その放送史上の意義を考察した。とりわけ、さまざまな人に質問をぶつけていく街頭インタビュー番組『あなたは……』(1966年)、『現代の主役 日の丸』(1967年)を対象として、質問することそのものを方法化した寺山修司の「半世界」の思想について解読した。このドキュメンタリーでは、「質問」に揺さぶられ、戸惑いながら回答していく人々の姿を通して、視聴者もまた幸福の在り処と自己の存在証明を自問することになる。成果は単著『寺山修司論―バロックの大世界劇場―』(国書刊行会、2017年2月)として刊行。
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