研究課題/領域番号 |
25370219
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 鳴門教育大学 |
研究代表者 |
小林 明子 (小島明子 / 小島 明子 / 小林 明子(小島明子)) 鳴門教育大学, 大学院学校教育研究科, 教授 (60279015)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 栄花物語 / 歴史物語 / 本文享受 / 史観 / 藤原道長 / 藤原頼通 / 禎子内親王 / 後三条天皇 / 大鏡 / 摂関家 / 皇室 / 歴史観 / 院政期 / 改修本 / 今鏡 / 富岡本 / 梅沢本 |
研究成果の概要 |
本研究は、平安時代に成立した王朝歴史物語『栄花物語』の本文享受と再創造に関する探求である。『栄花物語』の伝本の中で、従来、等閑視されていた「異本系統」に分類される富岡本を取り上げ、本文の増補・削除・改変の具体相を抽出し、その属性を明らかにした。また、旧知の伝本「古本系統」「流布本系統」、そして新出の学習院大学本の三系統と「異本系統」との相互関係を検討し、「異本系統」が生み出された歴史的・文化的意義の解明を試みている。
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