研究課題/領域番号 |
25370265
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
小泉 由美子 茨城大学, 人文学部, 教授 (60178556)
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研究協力者 |
岡崎 正男 茨城大学, 人文学部, 教授 (30233315)
Ostriker Alicia アメリカ合衆国ラトガーズ大学, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | エミリ・ディキンスン / 宗教詩 / 聖書の書き替え / 隠喩 / 南北戦争 / 韻律 / 完全脚韻 |
研究成果の概要 |
従来明確な解読がされてこなかったEmily Dickinsonの宗教詩を当時のキリスト教関連資料を読解することにより、代表的宗教詩の「意味」を解読し、Dickinsonを宗教詩人として考えうるという可能性を指し示し、19世紀アメリカ合衆国東海岸の宗教潮流の中に配置されうる可能性を証明した。 詩分析の結果、Dickinsonは1848年冬、信仰復興運動盛んであったマウントホリオーク神学校にて、「人間イエス」を発見し、「絶望」から救われた事実を「斜陽」のテクスト分析と当時書かれた手紙から証明した。また南北戦争中に書かれた作品を歴史的文脈で再読すると、当時の宗教文化の影響が見られることを論証した。
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