研究課題/領域番号 |
25370267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
高際 澄雄 宇都宮大学, 国際学部, 教授 (50092705)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ヘンデル / オラトリオ / 18世紀前半イギリス / セメレー / ヨセフとその兄弟たち / パメラ論争 / フィールディング / ジョウゼフ・アンドルーズ / 18世紀前半イギリス演劇 / 笑劇 / バーレスク / 貴族歌劇団 / バラッドオペラ / バーレスクオペラ / 乞食オペラ / ウォントリーの竜 |
研究成果の概要 |
ヘンデルのオラトリオ作品は、かつて彼のイタリア歌劇が非合理な作品と考えられていたように、単調な中産階級的作品だと考えられることが一般的だが、個々の作品を分析すれば判明するように、豊かで多様性に富んでいる。これはオラトリオ成立がフィールディングの笑劇とバーレスクに関連していたことから明らかである。 ヘンデルのオラトリオ期は『メサイア』の成功から始まるが、その後の展開は容易ではなかった。その一例が『セメレー』と『ヨセフとその兄弟たち』である。これらの作品は小説興隆期のパメラ論争に結びつけると、その価値が明らかとなる。ヘンデルは最後まで個性溢れる傑作オラトリオ作品を書き続けたのであった。
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