研究課題/領域番号 |
25370272
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
山口 和彦 東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (20361214)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ボーダーランド / コーマック・マッカーシー / アメリカ南西部 / 現代アメリカ文学 / アメリカ南西部文学 / 越境 / 倫理 / アメリカ文学 |
研究成果の概要 |
現代アメリカ文学における「ボーダーランド」表象や言説の複合的編成について、コーマック・マッカーシーの小説のアーカイヴ資料の分析を中心に据え、追究した。とりわけ、人種的・階級的・性差的・宗教的・言語的・地理的・生物学的な「越境」を鍵概念にみると、そこには西洋白人男性中心主義的な幻想に支えられた「西部」起源のアメリカ性が転覆され、冷戦期アメリカにおけるアメリカ的自己と多文化共生主義との関係性が問い直されるなど、高度かつ複雑な「倫理」性が認められることを明らかにした。
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