研究課題/領域番号 |
25370276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 学習院大学 (2014-2015) 一橋大学 (2013) |
研究代表者 |
吉野 由利 学習院大学, 文学部, 准教授 (70377050)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ロマン派 / 国民小説 / リアリズム / ロマンス / イギリス / アイルランド / 文学史 / イギリス文学 / アイルランド文学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、主要な国民小説におけるリアリズムとロマンスの交錯を、グレイト・ブリテンとアイルランドの合同およびイギリス帝国の拡張といった政治的現実への文学的な応答として検証することである。国民小説のこのように複雑な語りのモードが、イギリスの読者の共感を誘うことを念頭におく文化的他者の表象および連合王国・帝国の理想的な支配者の表象に肝要であることを示した。ロマン派期小説の文学史上の意義、特にその伝統的なリアリズムからの逸脱の意義をめぐり継続する論争に貢献した。
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