研究課題/領域番号 |
25370319
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
Tee Ve・Yin (TEE Ve・Yin) 南山大学, 外国語学部, 講師 (10387649)
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研究分担者 |
勝山 久里 京都造形芸術大学, 芸術学部, 教授 (00351362)
大石 和欣 東京大学, 総合文学研究科, 准教授 (50348380)
大田垣 裕子 プール学院大学, 国際文化学部, 教授 (20290330)
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研究協力者 |
WILLIAMS Laurence
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | environmentalism / 環境主義 / 階級 / ロマン主義 / 美意識 / 自然 / nature / Romanticism / Shenstone / Woodhouse / Keats / Loudon / Yearsley / China / Macartney / aesthetics / eighteenth-century / class / landscape / walking / 環境意識 / 農民詩人 / 環境美学 / ワーズワース / クーパー / 英領インド |
研究成果の概要 |
本研究グループでは近代の環境主義の端緒とみなされるイギリス・ロマン主義時代の環境意識の中流階級性を検分し、さらにロマン主義的イデオロギーを牽引した芸術家たちの作品を同時代の異なる階層出身者の言説、労働者や農民の詩作品や記述および上流階級の著作物と比較検討することで出身階級の差によって表れる環境美意識の違いを考察した。これにより地球の生態系や気候に大きな影響を与えるようになった産業革命以降の時代の人間の自然に対する相矛盾した姿勢が明らかとなったが、それは21世紀における自然との関係性をも示唆するものである。その成果をすでに様々な研究会で発表したが、今後は学術雑誌と書籍で公表する予定である。
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