研究課題/領域番号 |
25370334
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英米・英語圏文学
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研究機関 | 別府大学短期大学部 |
研究代表者 |
八幡 雅彦 別府大学短期大学部, その他部局等, 教授 (50166568)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ユーモアの重要性 / バーミンガムのアイルランドの歴史への影響 / 北アイルランド小説の新傾向 / バーミンガムの最初の短編小説の発見 / バーミンガムとウェストポート文学協会 / バーミンガムの子孫との出会い / ベルファストの変遷 / バーナード・ショウのバーミンガム評価 / 北アイルランド小説の普遍的意義 / バーミンガムの小説の背景 / パタソンの小説の真意 / アイルランドのユーモアの幅の広さ / バーミンガムの小説の多様性 / 紛争以外をテーマにした北アイルランド小説の登場 / 北アイルランド小説 / ジョージ・A・バーミンガム / グレン・パタソン / G.B. ショー / 北アイルランド問題 / ユーモア / 融和 / 普遍性 / 北アイルランド / 小説 / ナショナリズム / ユニオニズム / キリスト教 |
研究成果の概要 |
ジョージ・A・バーミンガムを中心に日本ではあまり読まれることのない北アイルランドの小説家たちの、時と国を超えた普遍的意義の解明を試みた。バーミンガムに関しては、ダグラス・ハイドとの書簡の調査をもとに、彼の初期の政治小説がアイルランドの歴史を変えてしまうほどの影響力を持っていたことを実証した。この騒動がもとでバーミンガムは、キリスト教聖職者の立場から、人間の融和のためにはユーモアが不可欠であることを訴える小説を書き続けた。またバーミンガムの子孫に出会い、貴重な資料を提供してもらえたことも今後の研究につながる大きな成果だった。
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