研究課題/領域番号 |
25370340
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大宮 勘一郎 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (40233267)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ドイツ文学 / 思想史 / 文化史 / 文化研究 / メディア研究 |
研究成果の概要 |
本研究においては、情動の歴史的変容過程を、ドイツ文学を事例として考察した。とりわけ、メディア技術が情動の変容にいかなる作用を及ぼしたかに研究の力点を置いた。1800年前後の「感情」の奔出には書字メディアの役割が、1900年前後の「気分」のた方向的な迸出には、写真、映画、グラモフォン、タイプライターなどの音声映像技術メディアの役割が大きい。「感情」は個人の内面の形成要因として、「個性」や「主体」を生み出したが、「気分」は個性をむしろ解体する作用として見出された。2000年前後を画期とするデジタル・メディアの時代においては、情動の非持続性への着目が認められる。
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