研究課題/領域番号 |
25370342
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
|
研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
武田 千香 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 教授 (20345317)
|
研究協力者 |
江口 佳子 常葉大学, 外国語学部・グローバルコミュニケーション学科, 講師
渡辺 一史 東京学芸大学, 非常勤講師
花田 勝暁 東京外国語大学, 博士後期課程
宮入 亮 東京外国語大学, 非常勤講師
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | ブラジル文化 / ブラジル文学 / 笑い / ユーモア / ラテンアメリカ / ポルトガル語圏文化 / 喜劇 / ポルトガル文化 |
研究成果の概要 |
ブラジルの文化や文学における笑いには「秩序」(ヨーロッパから導入した規範や制度)と「脱-秩序」(そこから逸脱する行為や状態)のずれを楽しむものが多い。こうした笑いの形成には、マルチンス・ペーナやフランシスコ・コヘア・バスキス、アルトゥール・アゼヴェードといった19世紀の喜劇作家らが重要な役割を果たした。また「秩序」と「脱-秩序」間の動きはブラジルの文化事象にも見られ、たとえばサンバやカポエイラの楽しみや遊び心はそれと大きく関係がある。さらにこの動きはブラジル人の行動様式といわれる「ジェイチーニョ」やサッカーの「マリシア」にも見ることができる。
|