研究課題/領域番号 |
25370371
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
石川 達夫 専修大学, 文学部, 教授 (00212845)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | チェコ / 中欧 / ハプスブルク / 笑い / クロウトヴォル / トランスナショナリティー / マージナリティー / 多文化社会 / クンデラ / フラバル / シュクヴォレツキー |
研究成果の概要 |
重要な中欧論であるクロウトヴォル『中欧の詩学』を訳出して出版すると同時に、この本に「想像の共同体としての中欧」という論文を付け、中欧の精神風土、チェコ文化の特徴、チェコ的笑いについて論じた。「チャペックとマサリク」では、中欧の精神風土とそこから生まれた文化の特徴を多文化社会的状況という観点から明らかにした。『プラハのバロック』において明らかにしたチェコ文化の「二枚舌」的性格と共に、本研究全体として、多民族社会とそこでのトランスナショナリティーとマージナリティー、チェコの複雑な歴史に由来する精神風土の特徴を明らかにできた。
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