研究課題/領域番号 |
25370373
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
|
研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
高橋 慎也 中央大学, 文学部, 教授 (60171493)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | ドイツ演劇 / ポストドラマ演劇 / 日独比較演劇 / ポストドラマ演劇(ドイツ) / パフォーマンス性(ドイツ) / 演劇上演史(ドイツ) / 国際研究者交流(ドイツ) / 国際情報交換(ドイツ) / 国際演劇交流(ドイツ) |
研究成果の概要 |
演劇データベース分析の結果、戦後ドイツ演劇がドラマ演劇中心の時代、ポストドラマ演劇中心の時代、2000年代以降の新ドラマ演劇の時代と3段階に分けることができることが実証的に明示できた。この間に演劇テキストと舞台上演はテクスト性重視、パフォーマンス性重視、テクスト性とパフォーマンス性の相乗作用の重視へと変遷した。ミュンヘン大学演劇研究所との共同作業によって、2000年代以降、ドイツ演劇において「物語」への回帰が進行したことが明らかになった。また日本演劇とヨーロッパ演劇を比較研究する際に、上演における「沈黙のパフォーマンス性」や「依り代としての身体」という観点が有効であることも明らかになった。
|