研究課題/領域番号 |
25370385
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ文学
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研究機関 | 平安女学院大学 |
研究代表者 |
高橋 義人 平安女学院大学, 国際観光学部, 教授 (70051852)
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研究分担者 |
TRAUDEN Dieter (Trauden Dieter) 京都大学, 人間環境学研究科, 外国人教師 (20535273)
久山 雄甫 神戸大学, 文学研究科, 講師 (70723378)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 悪魔学 / キリスト教 / グノーシス / 堕天使 / 原罪 / 普遍論争 / 自由意志論争 / 根源悪 / 悪魔 / 教父 / テルトゥリアヌス / アウグスティヌス / 復活祭劇 / 唯名論 / アベラール / オッカム / デモノロジー / 処女マリア / 魔女 / トリスタン / 自由意志 / 根本悪 / 聖書外典偽典 / オリゲネス / トマス・アクィナス / 天使と悪魔 / ルソー / ゲーテ |
研究成果の概要 |
悪魔の表象を知らなければヨーロッパの真の顔を理解できない。ヨーロッパの「悪魔の肖像」を浮かび上がらせるべく、本研究の担当者3人(Dieter Trauden、久山雄甫、高橋義人)は定期的に会合を持ち、中世から18世紀にいたるテキスト(中世ドイツ語、ラテン語等)や研究文献を精読し、ドイツ語で議論を交わした。その結果「キリスト教とグノーシス」「堕天使ルチファー」「エヴァと原罪」「テオフィロスの芝居とマリア信仰」「魔女――唯名論の問題提起」「トリスタン物語と12世紀ルネサンス」「エラスムス対ルター」「人間の根源悪――ヒューム、ルソーからカントへ」等の諸問題をかなりの程度明らかにすることができた。
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