研究課題/領域番号 |
25370402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
中国文学
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研究機関 | 県立広島大学 |
研究代表者 |
柳川 順子 県立広島大学, 人間文化学部, 教授 (60210291)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 画像石 / 歴史故事 / 宴席 / 語り物 / 演劇 / 楽府詩 / 漢代画像石 / 五言詩歌 / 詠史詩 / 漢代 / 語りの文体 |
研究成果の概要 |
本研究は、漢代の墳墓の内壁に彫られた図像(画像石)を通して、当時の宴席で歴史故事を題材とする口承文芸が行われていたことを明らかにしたものである。主な論拠として、歴史故事を描く画像石が、しばしば宴の様子を活写する図像に隣接して現れること、それらの歴史故事が文献上に残されている場合、その文体の随所に、語られ演じられていた痕跡が認められること等を示した。加えて、宴席という場と歴史故事との親和性を示す事象として、漢代の宴席芸能である鼙舞の歌詞(楽府詩)に、画像石に頻見する歴史故事が詠われていることを指摘した。
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