研究課題/領域番号 |
25370411
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
|
研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
佐々木 あや乃 東京外国語大学, 大学院総合国際学研究院, 准教授 (60272613)
|
研究協力者 |
プールナームダーリヤーン タギー 文学・人文学研究所, 文学部門, 教授
ミールバーゲリーファルド セイイェド・アリー イスファハン大学, 文学部, 教授
レイースィー エフサーン イスファハン大学, 文学部, 講師
ターヘリー・タンハー ザフラー オーストラリア国立大学, 教授
カラハリロヴィッチ ナーミール サライェヴォ大学, 教授
鳥光 真理子 東京外国語大学, 学部生
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | ペルシア神秘主義文学 / アッタール / 神の書 / 鳥の言葉 / 女性像 / 狂人 / イスラーム神秘主義 / ペルシア古典文学 / 説話文学 / 韻文 / イラン / 人間像 / 文学と社会 / テクスト研究 |
研究成果の概要 |
12世紀のペルシア神秘主義詩人アッタールの叙事詩『神の書』の数多の逸話に登場する人物像に焦点を当て、女性や狂人、恋する者とその愛の対象等が物語で担う役割を明らかとし、数編の論文において成果として発表した。女性については、当時の社会状況から類推するに、アッタールは肯定的な眼差しをもって描出することも多いものの、いかなる特徴をもつ女性を物語の核に据えるかによって、その描出・表現方法は一定のスタイルを保ちつつも、担わされている役割には大きな差異が存在することが明らかとなった。 また、『神の書』についてはこれまで邦訳がなされていなかったため、本研究期間中に精力的に和訳を進め、下訳が完成するに至った。
|