研究課題/領域番号 |
25370415
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小杉 世 大阪大学, 言語文化研究科(言語文化専攻), 准教授 (40324834)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | オセアニア / ポストコロニアル / ニュージーランドの南太平洋系移民 / サモア・タヒチ・マーシャル諸島・キリバス・PNG / オーストラリア / 核文学 / 舞台芸術 / 環境 / マーシャル諸島 / キリバス共和国 / サモア語 / Kathy Jetnil-Kijiner / Robert Barclay / 環境文学 / 太平洋核実験 / Janet Frame / Colin McCahon / 医療の暴力 / 冷戦文学 / 鉱山開発・森林伐採・地球温暖化・非核南太平洋 / マオリ / 環境芸術 / 仏領ポリネシア / Lemi Ponifasio / Gayatri C. Spivak / Chantal Spitz / Alexis Wright / Hone Tuwhare / Wan Smolbag Theatre / Te Toa Matoa / 舞踏(ダンス) / 環境と共同体芸術 / 核軍縮キャンペーン / パプア・ニューギニア / ニュージーランド・オーストラリア / サモア / 舞台芸術(ダンス・演劇) / 核実験・核文学 |
研究成果の概要 |
本研究は変貌を遂げつつあるオセアニア諸地域の先住民・移民コミュニティのあり方を、文学・視覚芸術・舞台芸術による共同体形成や、環境問題に関する言説形成、テロリズムなどの現代社会の問題に注目して考察した。オセアニアにおけるポストコロニアル文化の形成を、地域研究や文学研究の枠をこえて超域的に捉え直し、ポストコロニアル研究の基盤と、マオリ語をはじめとするオセアニア諸語の運用能力を生かして、地政学的に論じるものである。日本も視野におき、核や原発に関する環境文学や冷戦時代の太平洋核実験、大国の経済活動がもたらす搾取とそのひずみ、植民地状況とポストコロニアル状況に声を発する文学やアートを検証した。
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