研究課題/領域番号 |
25370433
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
和田 学 山口大学, 人文学部, 教授 (10284233)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 日本語 / 韓国語 / 複合動詞 / 複雑述語 / 軽動詞 / モジュール形態論 / 三層モデル |
研究成果の概要 |
日本語の複合動詞は覚えているもの(語彙的)と新たに作り出せるもの(統語的)とに分けられることは知られていたが,韓国語の複合動詞にも同様の区別が成り立つことを明らかにした。しかし,韓国語の複合動詞を構成する要素の間にとりたて詞(ハ等)を挿入することができる等,構成要素に独立性が見られる。日本語の第一要素がテ形を取る複合動詞(くれてやる,読んでやる)にも同じ特徴が見られ,韓国語と同じ分析が可能であることを示した。 また,この分析は構成要素に独立性が見られる他の複雑述語にも応用が可能であり,「気になる」等のイディオム,尊敬語,謙譲語等にも応用が可能である。
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