研究課題
基盤研究(C)
本研究では、日本手話のアスペクトに関して、以下の3点に関する調査および分析を行った。(1)日本手話の述語のアスペクトの基本的特性を統語及び語彙的意味から分析する。(2)日本手話の状態述語:特に「いる」/「ある」の交替と文主語の有生性を中心に調べる。(3)日本手話の否定表現:各アスペクト群においてどのように表現されるかを解明する。分析の結果、日本手話の述語の語彙アスペクトも、音声言語の語彙アスペクトと基本的には同様の分析が可能で、一見日本手話に特異と思われる現象は、特定の意味素性の指定の違い、およびジェスチャーというモダリティに依拠することを明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 1件、 招待講演 3件) 備考 (1件)
人文学報
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日本言語学会第151大会予稿集
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http://www.comp.tmu.ac.jp/ling_syn/