研究課題
基盤研究(C)
日本語の母語話者を実験参加者とし、/CVN/の構造をしたアメリカ英語の音声刺激を提示し、実験に参加した順に以下の4つの異なる訓練を受けるグループ、すなわち1.母音の同定訓練を受けるグループ、2.母音の弁別訓練を受けるグループ、3.鼻音の同定訓練を受けるグループ、4.鼻音の弁別訓練を受けるグループに分け、訓練後と訓練前の母音と鼻音の同定、弁別の正答率を比較した。その結果、母音の同定実験では、母音の同定訓練を受けたグループだけが有意な伸びを示た。これに対し、鼻音の同定と弁別では、訓練中に鼻音に注意を向けていたグループの方が高い伸び率を示したが、他のグループも小さいながら伸びを示した。
すべて 2016 2015 2014
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 3件)
Proceedings of the 18th International Congress of Phonetic Sciences. Glasgow, UK: the University of Glasgow. ISBN 978-0-85261-941-4
巻: 1 ページ: 1-5