研究課題/領域番号 |
25370452
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京大学 (2015) 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 (2013-2014) |
研究代表者 |
上野 善道 東京大学, 人文社会系研究科, 名誉教授 (50011375)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 多型アクセント / N型アクセント / 複合名詞 / 式保存 / 徳之島方言 / 与論島方言 / 喜界島方言 / 与那国島方言 / 多型アクセント体系 / 3型アクセント体系 / 複合語アクセント規則 / 昇り核 / 上げ核 / アクセント / 琉球方言 / 式保存の有無 / 奄美方言 / 与論方言 / 与那国方言 / 式保存法則 / 外来語 |
研究成果の概要 |
(1)徳之島浅間方言のアクセント体系は,通説のN型アクセントと違い,全体の形を問題とする4つのパターンと1つの上げ核からなる多型アクセントと解釈した。(2)与論島諸方言も,全島が昇り核による多型アクセントであることを明らかにした。(3)喜界島中南部諸方言は,地名や外来語の調査の結果,3型アクセントであることが明らかになった。(4)3型アクセントを基本とする与那国島方言は,類別語彙,複合語,動詞活用形にまで調査を拡張して詳しい報告をした。(5)複合名詞とその前部要素との間に式保存が成り立つか否かに関し,伝統的方言複合語と生産的新複合語との関係が大きく6つの類型に分けられることを明らかにした。
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