研究課題/領域番号 |
25370480
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
富平 美波 山口大学, 人文学部, 教授 (00188799)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 中国語学 / 音韻 / 学史 / 古今釈疑 / 切韻声原 / 中国語 / 方中履 / 音韻学 / 切字釈疑 |
研究成果の概要 |
清朝初期の音韻学文献「切字釈疑」(『古今釈疑』巻十七)を研究対象とする。著者の方中履は明清交代期に少年時代を過ごし、生涯在野の学者として生きた人である。「切字釈疑」はその20代の時期の作であるが、父方以智の著作と共通する内容を多く含み、父の学問の強い影響下で書かれている。言語の歴史的変化に対して一定の認識を有し、父がその著「切韻声原」に反映させたものと同様の音韻体系(明~清初期の官話音系、但し入声を有し折衷的)を標準音と認め、旧来の反切や韻図はこれに合わせて改訂すべきだと主張している。
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