研究課題/領域番号 |
25370481
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
更科 慎一 山口大学, 東アジア研究科, 准教授 (00379918)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 言語接触学 / 言語特徴 / 中国 / 言語類型 / 音訳漢字 / 華夷訳語 / 元朝秘史 / 蒙古秘史 / 明代官話 / 音韻 / 言語接触 / 地理的分布 / 言語類型論 / 地域特徴 |
研究成果の概要 |
中国は多言語国家であり、圧倒的に多くの話し手をもつ中国語(漢語)の周囲に、一説に300種弱とも言われる漢語以外の言語が話されている。こうした状況は古くから徐々に形成されてきたものである。本研究では、言語接触の観点から、明代に約500年前に編集され、中国とその周囲の諸言語の発音を漢字音訳によって記した『華夷訳語』と呼ばれる一連の辞書を扱う。資料の分析を通じ、中国の周囲に当時話されていた諸言語と中国語との間の発音上の差異を浮き彫りにし、同時に、非漢語と漢語方言の間の言語地理的な対応関係を明らかにすることを試みた。
|