研究課題/領域番号 |
25370487
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 新潟県立大学 |
研究代表者 |
福嶋 秩子 新潟県立大学, 国際地域学部, 教授 (80189935)
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連携研究者 |
鑓水 兼貴 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 時空間変異研究系, プロジェクト非常勤研究員 (20415615)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 言語地理学 / 経年変化 / 地図の比較・総合 / 新潟方言 / 徳之島方言 / 言語変化 / 準体助詞 / 動詞活用 / 言語地図 / 進行中の変化 / 集計地図 / 世代差 / 否定の意思 / 体系の変化 / GIS / 言語地図の比較 / 言語地図の総合 / GIS(地理情報システム) / 可能表現 / 推量表現 |
研究成果の概要 |
時を隔てて行われた言語地理学調査資料を比較した。徳之島方言では、地域差維持、方言形の拡張、方言形の消失、新方言形の出現の4パターンがあった。三つの老年層の全国調査と若者の資料との比較で、新潟方言で西日本的語形の伝播が東日本的語形により阻まれた例と進行中の変化が見つかった。新潟方言の準体助詞(「あるのは」「行くのだろう」)について個別地図と集計地図の作成を行い、変化の方向を推定した。また、徳之島方言の壮年層調査により一段活用動詞連用形における新形式の台頭や方言敬語の活用形の消失について報告した。徳之島における否定の意思を表わす形式(動詞の連用形+「ある」の否定形)の存在と分布状況を明らかにした。
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