研究課題/領域番号 |
25370513
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
近藤 明 金沢大学, 学校教育系, 教授 (50178406)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 危惧表現 / 真正モダリティ・疑似モダリティ / 未実現事態危惧・既実現事態危惧 / 特定的危惧・不定的危惧 / 複合助詞 / 複合助動詞 / 疑問推量表現 / 危惧表現史 / 「モゾ」「モコソ」 / 複合辞 / 可能・可能性系形式 / 疑問・疑問推量系形式 / 評価的複合形式 / 「モゾ」「モコソ」 |
研究成果の概要 |
(1)古代語における「モゾ」「モコソ」による危惧表現の性質 (2)「モゾ」「モコソ」以外に古代語で危惧表現に与っていた形式がどのようなものであり、どのような体系をなしていたか (3)近世期以降、危惧表現はどのような形式によって担われるようになったか、の三点を主な論点とした。(1)に関しては真正モダリティ・未実現事態危惧・特定的危惧等を「モゾ」「モコソ」に共通する性質として挙げ、(2)(3)に関しては各時代・資料における危惧表現形式の候補をピックアップするとともに、危惧表現の体系・消長を記述するには(1)のような危惧の性質への留意も必要との見通しのもと、各論的考察を進めた。
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