• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

バラエティを考慮した使用実態調査に基づく日本語のモダリティ記述発展のための研究

研究課題

研究課題/領域番号 25370534
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本語学
研究機関神戸学院大学

研究代表者

野田 春美  神戸学院大学, 人文学部, 教授 (60237849)

研究分担者 高梨 信乃  神戸大学, 留学生センター, 教授 (80263185)
研究期間 (年度) 2013-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワードモダリティ / コーパス / ジャンル / 記述文法 / 類義表現
研究成果の概要

『現代日本語文法』の記述のなかで,文体・ジャンルといった観点から見て記述の根拠が不十分だと思われる項目について,書きことばを中心としたコーパス調査を行い,記述の妥当性の検証を試みた。
記述が妥当であることが検証できた項目が多い一方で,記述の不充分さが明らかになった項目もある。母語話者としての内省ではあまり用いられていないと感じられるダリティ形式が,特定のジャンルに集中して出現するケースなどが見られた。文法記述の精度をあげるためには,各形式の,文章のジャンルなどによる用いられかたの違いを観察することが重要であることが明らかになった。

報告書

(4件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実施状況報告書
  • 2013 実施状況報告書
  • 研究成果

    (17件)

すべて 2016 2015 2014 その他

すべて 雑誌論文 (5件) (うち謝辞記載あり 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (8件) (うち国際学会 3件、 招待講演 3件) 図書 (4件)

  • [雑誌論文] 「つもり(だ)」について―意志表現の指導の観点から―2016

    • 著者名/発表者名
      高梨信乃
    • 雑誌名

      神戸大学留学生センター紀要

      巻: 22 ページ: 1-16

    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 終助詞「もの」の記述と用例のギャップ―コーパス調査に基づいて―2015

    • 著者名/発表者名
      野田春美
    • 雑誌名

      人文学部紀要(神戸学院大学人文学部)

      巻: 35 ページ: 91-102

    • NAID

      40020442605

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • 謝辞記載あり
  • [雑誌論文] 上級学習者のテイル形使用にみられる問題点―文法指導の隙間2014

    • 著者名/発表者名
      高梨信乃
    • 雑誌名

      日本語/日本語教育研究

      巻: 5 ページ: 29-46

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 〈書評論文〉木下りか著『認識的モダリティと推論』2014

    • 著者名/発表者名
      高梨信乃
    • 雑誌名

      日本語文法

      巻: 14巻2号 ページ: 127-134

    • NAID

      40020242367

    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 「はずがない」と「わけがない」―異なりの小さい類義表現のコーパス調査による分析―2014

    • 著者名/発表者名
      野田春美
    • 雑誌名

      人文学部紀要

      巻: 34 ページ: 29-41

    • NAID

      40020052421

    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書
  • [学会発表] 書きことばにおける「のだから」の使用実態―コーパス調査に基づいて―2015

    • 著者名/発表者名
      范一楠・野田春美
    • 学会等名
      キナン大学「グローバル化時代に求められる日本語教育・日本学研究」国際シンポジウム
    • 発表場所
      キナン大学(中国)
    • 年月日
      2015-12-26
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] スピーチレベルシフトと終助詞の使用―大学生会話をデータとして―2015

    • 著者名/発表者名
      カ ロ
    • 学会等名
      キナン大学「グローバル化時代に求められる日本語教育・日本学研究」国際シンポジウム
    • 発表場所
      キナン大学(中国)
    • 年月日
      2015-12-26
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] BCCWJにおける「わけだ」の一考察2015

    • 著者名/発表者名
      陳 秀茵
    • 学会等名
      キナン大学「グローバル化時代に求められる日本語教育・日本学研究」国際シンポジウム
    • 発表場所
      キナン大学(中国)
    • 年月日
      2015-12-26
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 「しようと思う」と「つもりだ」―書き言葉における使用を中心に―2015

    • 著者名/発表者名
      高梨信乃
    • 学会等名
      日本語文法学会第16回大会
    • 発表場所
      学習院女子大学
    • 年月日
      2015-11-15
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 日本語教育における意志表現の扱いをめぐって2015

    • 著者名/発表者名
      高梨信乃
    • 学会等名
      香港中文大学シンポジウム「アジアにおける日本語学と日本語教育のフロンティア」
    • 発表場所
      香港中文大学
    • 年月日
      2015-05-09
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] つもり(だ)」をめぐって―意志表現の指導の観点から―2014

    • 著者名/発表者名
      高梨信乃
    • 学会等名
      日本女子大学公開シンポジウム
    • 発表場所
      日本女子大学
    • 年月日
      2014-12-20
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] つもり(だ)」をめぐって―意志表現の指導の観点から―2014

    • 著者名/発表者名
      高梨信乃
    • 学会等名
      香港第10回国際日本語教育・日本研究シンポジウム
    • 発表場所
      香港大学港大保良区書院
    • 年月日
      2014-11-15
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [学会発表] 上級学習者のテイル形使用にみられる問題点―文法指導の隙間―

    • 著者名/発表者名
      高梨信乃
    • 学会等名
      日本語/日本語教育研究会
    • 発表場所
      学習院女子大学
    • 関連する報告書
      2013 実施状況報告書
  • [図書] 「「話しことば的」な文章に見られる話しことばとは異なる表現―BCCWJにおけるブログの特徴―」庵功雄・佐藤琢三・中俣尚己(編)『日本語研究のフロンティア』2016

    • 著者名/発表者名
      野田春美
    • 総ページ数
      340
    • 出版者
      くろしお出版
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [図書] 日本語のモダリティのコーパス調査報告 ―『現代日本語文法』の記述の検証―2016

    • 著者名/発表者名
      野田春美(編)
    • 総ページ数
      220
    • 出版者
      私家版(研究成果報告書)
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [図書] みんなの日本語中級Ⅰ くり返して覚える単語帳2015

    • 著者名/発表者名
      高梨信乃・中西久実子
    • 総ページ数
      72
    • 出版者
      スリーエーネットワーク
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [図書] 話し言葉と書き言葉の接点2014

    • 著者名/発表者名
      金水敏・定延利之・田中ゆかり・野田春美・滝浦真人・丸山岳彦・石黒圭・屋名池誠・乾善彦・山本真吾・野村剛史・今野真二・橋本行洋
    • 総ページ数
      292
    • 出版者
      ひつじ書房
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2014-07-25   更新日: 2019-07-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi