研究課題/領域番号 |
25370556
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
|
研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
坪本 篤朗 静岡県立大学, その他の研究科, その他 (40138623)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 主体性 / 現在 / パラドクス / 両義性 / 状況中心 / 存在と知覚 / 関連性条件 / 直接経験 / where / トコロ / 叙述関係 / ウチニ / アイダニ / 不定方向 / 場所 / 自己関係性 / 次元 / copy-cleft / 純粋経験 / タイミング / 「それ」 / 中間(媒介)レベル / 連続と非連続 / 「いま・ここ」と自己同一性 / 矛盾とトートロジ / モノ・コトの両義性 / 想起 / 名詞化 |
研究成果の概要 |
主要部内在型関係節構文,ト書き連鎖,「ウチニとアイダニ」および"where"節に対して,構文的位置づけとして2つ(あるいはそれ以上)の立場に分かれて議論が展開されているが,本論の立場から言えば,いずれかに偏った面からのもので,この種の構文のもつ両義性を十分に捉えきれていない.本論では,主観性と客観性を最初から分離せず,中間的で相補的な性質を出発点にするとともに,「現在」のもつ両義性(点であり,広がりのある領域)にこの種の構文のもつ両義性の本質を見る,この種の構文のもつ意味には,「生き生きとした現在」に見られるアクチュアリティ(リアリティに対する)の側面があり,これこそ「主体性」に他ならない.
|