研究課題
基盤研究(C)
形容詞、名詞から構成される英語の名詞句には、多様な修飾関係が見られる。例えば、動作の様態を表す形容詞が、普通名詞と修飾関係を結ぶことができる。本研究は、この多様な修飾関係について、意味的連続性から、統一的に説明することを目的とする。当該名詞から構成される、様々な構文の意味的特徴を考察する。本研究により、各事例内の意味拡張は、詳述性によって動機づけられていること、事例の意味拡張が進むにつれて、名詞句は、主動詞によって表される事象、動作の様態を表す傾向が強いことを示す。当該名詞句は、いずれの事例においても、英語の形容詞の限定用法の規則に従う中で、多様な修飾関係を構築していることを示す。
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English Linguistics
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菊地朗, 小川芳樹, 西田光一(編)『言語におけるミスマッチ』
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