研究課題/領域番号 |
25370564
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
菊池 繁夫 関西外国語大学, 英語キャリア学部, 教授 (70204831)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | discourse theme / discourse rheme / textual thematization / 主題(theme) / 題術(rheme) / 主題化(thematization) / functional / discourse / mediation / border crossing |
研究成果の概要 |
本研究ではJames JoyceのUlyssesで、どのように二人の主人公であるDedalusとBloomが二人別々の登場をし(談話的主題)、その二人が徐々に近づいていくという、いわば死に行くダブリンの枕頭に立てられた「歩く二本のキャンドル」(談話的題術)ということを中心に研究をした。このUlyssesに現れた二人の主人公が離ればなれに語られ始め(主題)、徐々に近づくという媒介を経て最終的に二人が並び立つ(題術)という形は彼の作品群の底流に流れる「主題-題術構造」であって、他のあらゆる作品がこの形を取り、テクスト内で語られる発話は二次的意味として、この構造に則したものとなる。
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