研究課題/領域番号 |
25370748
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
胡 潔 名古屋大学, 人文学研究科, 教授 (30313399)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 父系 / 母方 / 双系 / 蔭位 / 訪婚 / 妻方居住 / 夫方居住 / 独立居住 / 父系化 / ベトナム / 沖縄 / 系譜観念 / 祖先祭祀 / アミ族 / モソ人 / 父権の進長 / 婚姻語彙 / 漢字表記 / 和訓 / 台湾原住民 / パイ湾族 / 卑南族 / 律令制度 / 漢字文化 / 父系出自集団 / 双系社会 / 嫡子制 / 蔭位制 / タイ族 / 山岳民族 / 摩梭人 / 母系社会 / 父系社会 / 居住規制 / 国際情報交換(中国) / 古代日本 / 母系 / 親族 / 地位継承 / 相続 |
研究成果の概要 |
本研究では、蔭位制など律令官人制を軸にして形成された父系観念の形成過程を歴史的に考察し、その外来的、人為的な性格を明らかにすると同時に、居住面では訪婚、妻方居住、独立居住の三形態が内的連続性を持って段階的に移行し、夫方居住は不在であったことを明らかにした。古代日本社会に見られる制度上の父系的偏向と居住上の母方偏向は、父系社会の観念、制度が移入された後に現れた双系社会の反応であり、一種の複合的文化現象として捉えられる。
|