研究課題/領域番号 |
25370749
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
史学一般
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
竹中 亨 大阪大学, 文学研究科, 教授 (90163427)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 明治日本 / 西洋音楽 / ワーグナー / 伊沢修二 / 幸田延 / ディトリヒ / 島崎赤太郎 / ドイツ / コンサート / 東京音楽学校 / 国際情報交換 / 明治 / 洋楽 / 音楽移転 / コミュニケーション / 聴衆共同体 / 言語メディア |
研究成果の概要 |
近代日本における洋楽の受容は、音楽移転がきわめて迅速に進行したケースであった。本研究は、それがなぜ可能であったかを明らかにすることを目的としている。 研究の結果、①洋楽を手段視することで、異質な音楽文化に付随する違和感が中和された、②洋楽が、「維新の敗者」に心理的・物質的な補償を与えた、③洋楽は、世紀転換期には、青年層の社会的抗議のイデオロギー的表現となった。
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