研究課題/領域番号 |
25370765
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
|
研究機関 | 上越教育大学 |
研究代表者 |
浅倉 有子 上越教育大学, 学校教育研究科(研究院), 教授 (70167881)
|
研究分担者 |
谷本 晃久 北海道大学, 文学研究科, 准教授 (20306525)
佐々木 利和 北海道大学, アイヌ・先住民研究センター, 特任教授 (80132702)
|
連携研究者 |
舟山 直治 北海道博物館, 学芸部, 学芸部長 (90181445)
出利葉 浩司 北海道博物館, 研究部, 学芸員 (40142088)
東 俊佑 北海道博物館, 研究部, 学芸員 (30370224)
小林 幸雄 元北海道開拓記念館, 研究部, 学芸員 (10113466)
|
研究協力者 |
古原 敏弘 元北海道アイヌ民族文化研究センター, 研究主幹
藪中 剛司 新ひだか町博物館, 図書館長
小野 哲也 標津町ポー川史跡自然公園, 主査(学芸員)
清水 香 東京大学, 埋蔵文化財調査室, 事務補佐員
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | アイヌ漆器 / 松前藩 / 場所請負商人 / 交易 |
研究成果の概要 |
文献史料に記載されている漆器と、博物館等の現有資料のすり合わせを行ったことを第一の成果としてあげることができる。文献史料のほとんどは場所請負商人関係史料であり、それらがアイヌ漆器の分析に極めて有効であることを確認した。また、北海道内の博物館等の収蔵アイヌ漆器の調査がほぼ終了し、計測値と画像データが集積された。さらに、アイヌの精神文化を象徴するものと従来理解されていた奉酒箸(イクパスイ)が、和人社会の規格化された製品である可能性を指摘した。これは、従来のアイヌ文化理解に極めて重大な変更を迫る知見である。最大の成果は、文献史学、考古学、民俗学・文化人類学の研究者が、協働と融合を図った点である。
|