研究課題/領域番号 |
25370796
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
愼 蒼宇 法政大学, 社会学部, 准教授 (80468222)
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研究分担者 |
檜皮 瑞樹 早稲田大学, 大学史資料センター, 助教 (00454124)
宮本 正明 立教大学, 立教学院史資料センター, 学術調査員 (20370207)
鄭 栄桓 明治学院大学, 教養教育センター, 准教授 (90589178)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 近現代史 / 境界 / 歴史学 / 植民地研究 / 在日朝鮮人 / 対馬 / 朝鮮半島 / 植民地支配 / 南北分断 |
研究成果の概要 |
本研究は、明治維新以降、1960 年代までの時期を対象とした、対馬における朝鮮人の移動と社会形成に関する総合的な研究である。成果として得られたことは、①長崎では19世紀末においては、近世的な漂流民が多かったこと、②対馬で朝鮮人人口が増えるのは1910年代後半であり、そこには木炭製造、漁業、商業関連に朝鮮人を雇用するニーズがあったこと、③戦時期/戦後は密航批判を通じた「取締り」が強化されたこと、④対馬は在日朝鮮人社会においては大阪・東京をつなぐネットワークの入口にあり、戦後は在日朝鮮人運動の拠点の一つであった、ということである。
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