研究課題/領域番号 |
25370806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
山崎 有恒 立命館大学, 文学部, 教授 (00262056)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 植民地 / 朝鮮 / 歴史 / 自然災害 / 火田民 / 防災 / 土地調査事業 / 間島問題 / 水害 / 火災 / 斎藤実 / 間島 / 満州 / 友邦協会 / 植民地期朝鮮 / 災害 / 歴史災害 / 防災史 |
研究成果の概要 |
本研究は日本植民地下の朝鮮半島を対象とし、当該地域の災害対応・防災の実態を探ることでこの分野における近代日本の「結論」を読み解こうとしたものである。朝鮮半島で頻発した大水害は、長年の山林火災によるはげ山化が主要因であることに気付いた朝鮮総督府官僚たちが、その対策を講じていった。そしてその中で近世朝鮮王朝の抱えていた闇に気付き、その問題の抜本的な解消に尽力していったが、それは大変な道のりであり、これまでの歴史を再構築するに等しい大難題となって彼らにのしかかっていった。それでも彼らがあきらめなかったことが、次なる悲劇をもたらし、そうした連鎖は最終的に日本の満州国支配に至ったのである。
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