研究課題/領域番号 |
25370819
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良国立博物館 |
研究代表者 |
野尻 忠 独立行政法人国立文化財機構奈良国立博物館, その他部局等, 室長 (10372179)
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研究分担者 |
斎木 涼子 独立行政法人国立文化財機構奈良国立博物館, その他部局等, 研究員 (90530634)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 大般若経 / 安倍小水麻呂 / 慈光寺 / 安倍小水麻呂願経 / 大般若波羅蜜多経 |
研究成果の概要 |
本研究の中心に据えた慈光寺(埼玉県)所蔵『大般若波羅蜜多経』については、全152巻を開いて調査し、巻頭・巻末を欠く巻の巻次をすべて特定するなど、全貌を明らかにすることができた。寺外所在の僚巻も、埼玉県立歴史と民俗の博物館、大東急記念文庫、根津美術館などに赴いて調査した。以上の調査・研究成果は、豊富な図版及び書誌情報一覧とともに報告書に掲載し刊行した。 このほか海住山寺(京都府)、長弓寺(奈良県)、安楽寿院(京都市)等が所蔵する平安時代書写の『大般若波羅蜜多経』を調査し、慈光寺本も含めた研究成果は、奈良国立博物館の特別展「まぼろしの久能寺経に出会う 平安古経展」(平成27年)に反映された。
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